試合結果と見えた「負けていないもの」

　1次リーグを2位で通過し、胸を借りるつもりで開き直って臨んだ2次リーグ。対戦したどのチームも、技術・戦術の全てにおいて、非常に上手く、私たちとの間に実力差があることを痛感しました。しかし、私たちが負けていなかったものもあります。それは「気持ちの強さ」です。
　・最後まで諦めずにボールを追いかけ、戦い続ける気持ち。
　・テクニックのある相手とのDFで1対1を恐れず、一歩も引かずに球際を強く行く勇気。
　どんなに失点を重ねても、最後までボールを追いかけ、プレスを掛け続けました。カバーリングやスライドなど、今持てる技術と実力は出し切ることができたと思います。
 

成長に必要な「セルフトレーニング」の時間

　一方で、ボールコントロールについては、まだまだ集中的なトレーニングが必要です。ボールコントロールは、一日やそこらで身に付くものではありません。毎日ボールに触り、努力し続けることで初めて獲得できるスキルです。
　もし、周りのみんなより「上手くなりたい！」「試合で活躍したい！」と強く思っているのなら、それはチームの練習以外でどれだけ努力をし続けるかにかかっています。
自分一人で練習しているときこそが、最も成長できる時間です。
 

次の目標を達成するために「誰よりもボールに触れ」

　さあ、次の目標は2次リーグを勝ち上がることです。
その目標を達成するために、各自がチームメイトの中で誰よりもボールに触る時間を増やしましょう！
君たちには、成長できるたくさんの時間と可能性があります。
　もし仮に、普段ゲームをしている時間を半分にして、その時間をサッカーの個人練習にあててごらんなさい。きっと技術は向上し、プレーも変わり、それによって自信もつくはずです。

　最後になりますが、対戦してくださったチーム関係者の皆様、そして週末のお休みの２日間に渡り、引率・サポートをしてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。これからも2FCをよろしくお願いいたします。コーチとしてお手伝いいただけるお父様がいらっしゃいましたら、お気軽にお声がけください。

佐藤